鰭ヶ崎の住環境を守る会 2007年住環境アンケート アンケート結果(回答を頂いた順)現在16人の議員から回答を頂いています。ご協力ありがとうございました。 流山市内でも頻発するマンション紛争と緑と住環境保全に関して、現役議員全員にアンケート形式で意見をうかがいました。 回答をいただけない議員(4月11日現在) |
名前 |
質問1 |
質問2 |
質問3 |
質問4 |
質問5 |
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流山の魅力は緑と自然が残されている事と都心からの便利さだと思いますが、緑の未来については? |
流山市でもマンション紛争が頻発していますが、問題はどんなところにあると思いますか |
東京都等では紛争防止条例のようなものがありますが |
東京都には安全条例があり、災害時を想定し安全面から建物の規制をしています。 |
その他マンション紛争と住環境に関しての所見をお願いします。 |
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根本守議員 3月9日着 |
b.できるだけ残したい |
●その他 事業者および地域住民との公平公正な協議が必要 |
d.必要だと思う |
c.ヒントにはなる |
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北村佳代子議員 3月10日着 |
a.残さなければ魅力がなくなるので緊急に施策が必要 |
a.法律・条例が未整備 b.事業者の経済性追求の行き過ぎ e.地域性を無視した事業計画 |
d.必要だと思う |
a.今後必要 |
マンション建設による地域住民とのトラブルは年々その数を増しているようですが、かつて高度成長期時代に作られた法律が、そのまま現在に至るまで適用されていることが大きな問題だと思います。私も戸建て住宅でしたが昨年の9月議会で住民とのトラブルその他について一般質問をしております。そのときの調査によると我孫子市でも紛争防止条例が策定されているようでした。問題になっている土地は湧水が周辺地域に何カ所もあるような歴史ある場所とのこと。今後はそのような土地の良さを活かした、より良好な住環境が整備されてゆくことを願っています。 |
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前田祥三議員 3月12日着 |
b.できるだけ残したい |
e.地域性を無視した事業計画 ●その他 行政は立地条件が揃えば、許可を下ろさないわけには行かない。環境保全には緑は残すべきです。 |
a.聞いたことは無い |
a.今後必要 ●その他 出来るだけ一戸建て住宅を望みます |
流山市は自然環境保全を残していく方針を考えております。建物の周りにはブロック塀ではなく植栽等で垣根を作るように願っています。私たちも環境保全を守っていくよう努力します。 |
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馬場征興議員 3月13日着 |
a.残さなければ魅力がなくなるので緊急に施策が必要 |
●その他 地域・所有者の考え方。諸処の条件等により問題は生ずると思われる |
c.研究中 |
b.現在研究中 |
流山市のイメージカラーは「緑」であると思う。緑は保全して住環境を整えるようつとめるのは行政の責務の一つであると思う。貴会の住環境を守る会の活動が、業者と住民の話し合いを通じて、いい方向に進み、新しいモデルケースになると思います。 |
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安西孝之議員 3月15日着 |
a.残さなければ魅力がなくなるので緊急に施策が必要 |
b.事業者の経済性追求の行き過ぎ●その他 住民犠牲の規制緩和によるもの |
d.必要だと思う |
b現在研究中 |
事業者側・開発者側の利益を保証する政府の規制緩和に問題があります。さらに政府の規制緩和政策に追随する流山市の姿勢も問題があります。流山市では「開発事業における事前協議の手続き等に関する条例」が作られましたが、住環境を守る上で決定打にはなりません。開発指導要綱を住民の立場で強化すべきです。真鶴の条例のように、住民の立場に立ち、開発者の規制を独自に行う事が求められています。 |
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乾紳一郎議員 3月15日着 |
a.残さなければ魅力がなくなるので緊急に施策が必要 |
a.法律・条例が未整備 b.事業者の経済性追求の行き過ぎ e.地域性を無視した事業計画 f.市民活動が活発になったから |
d.必要だと思う |
b.現在研究中 |
「鰭ケ崎の住環境を守る会」のみなさんの奮闘に敬意を表します。4年以上もの間マンション建設を許してこなかった事は、この間、市内各地でもマンション建設を巡る住民紛争がありましたが、ほとんど奇跡とも言うべき戦いでした。新たな局面を迎えていますが、引き続き皆さんの運動を応援してきます。 ●流山市はTX開通によりマンション建設が増加してきました。流山市の都市計画が低層住宅街に中高層集合住宅が混在できる用途指定が多く存在し、住環境保全型というより土地活用型であるという点が、まず問題だと考えます。その上で、H17年にようやく「開発行為にかかわる事前手続き条例」が作られましたが、マンション紛争を住民の側から解決していくには不十分です。東京都が各区等でつくられている「紛争防止条例」については4年前に研究した事があります。国の法律が開発者優位に変えられているなかで、第三者機関によるあっせん・調停を行うというこの制度に限界もありますが、行政のかまえとして「紛争防止条例」を整備する事は、開発業者への一定の圧力になると考えます。国でも自治体でも開発優先ではなく、住環境を守る規制強化が必要です。 |
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山崎専司議員 3月15日着 |
b.できるだけ残したい |
a.法律・条例が未整備 |
c.研究中 |
b.現在研究中 |
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藤井俊行議員 3月15日着 |
a.残さなければ魅力がなくなるので緊急に施策が必要 |
b.事業者の経済性追求の行き過ぎ |
c.研究中 |
c.ヒントにはなる |
●国が作っている建築基準法などの法律は、都心でも地方でも同じようなもので、地域に即したものにはなっていない。国の政策の中で、限られた土地の価値を高めることを目的とした規制緩和が、結果的に事業者の利益追求の道具に使われていることが多い。人口が減少していく中、長期的に見れば需要に限界は見えている。利便性があり、かつ付加価値の高いマンションでなければ資産価値はなくなっていくと言われています。流山らしさを持たせ、ゆったりとした敷地に緑との調和を取れた計画など、既成市街地の戸建住宅と共生できるマンション建設を考えていかなければならないと思う。狭い敷地に無理にでも建てて、周囲の環境を壊してでも作り、売ってしまう時代から、良質のマンションを求める時代へ、事業者、行政、そして購入者の意識改革も必要だと思います。 ●マンション紛争に対して、市役所内に専門セクションの設置などが有効ではないかと考えています。例えば、建築士や弁護士等の相談を無料あるいは安価な金額で行い、事業者と近隣住民の調整役、アドバイザーとして機能してもらう。そう言うイメージを考えています。 ●緑の保全については、住宅地から離れた山林は、とくに手入れは必要としませんが、住宅地に隣接する雑木林などは、ある程度の管理(した草刈やゴミ拾い)などの手入れも必要でしょう。しかし、高齢化している個人の地主の方や地元に籍のない地主の方達では、中々出来るものではありません。こういった問題も地域との協力で行なっていけると良いのではと思っています。 (環境ボランティアなどの立ち上げ) ●緑の再生事業としても、氏名入りの記念樹の植樹なども良いのではないでしょうか。 |
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中川弘議員からは以下の回答を頂きました。 |
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緑は将来にわたって、大変重要な施策です。共に研究していきたいと考えております。 | ||||||
宮田一成議員 |
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大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。 | ||||||
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a.法律・条例が未整備 b.事業者の経済性追求の行き過ぎ e.地域性を無視した事業計画 |
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流山市の将来の土地利用をどうするのかの計画の一つが、流山市都市計画の決定である。皆さんが、都市計画についても積極的に意見を述べていく事が必要であります。都市計画法及び建築基準法上は問題がない物が多いが景観、環境(日照、風、車)などを重視した行政指導が求められているものである。一方、住民は自身の地域の街をどうしていくのか地区計画を立てて、マンション建設等の排除に努めていくべきです。 事業者の経済性重視の無理な計画については行政が積極的に仲介に入り、事業者の説明責任を果たし、近隣住民との合意を前提とする指導をすべきです。 |